農園では様々なパイナップルを栽培しております。
主に栽培している品種は「ボゴール」「ピーチパイン」になります。ですが、今後「ゴールドバレル」を中心に栽培して行きたいと思っています。
パイナップルの増やし方は多々ありますが、効率よく増やす方法とした行われている方法は輪切増殖という方法です。
輪切増殖の様子です。
この様に畝を作りパイナップルの茎を5cm程に輪切にし、表面が隠れる位の土を被せ乾燥を防ぎます。温度が高いと1ヶ月もしない内に芽が出てきます。
芽の大きさが5cmを越えて、根が出てきたタイミングで仮植をします。あまり大きくする前に仮植する方が芽の出現が早まります。
仮植をして3ヶ月~定植が可能になります。定植する際は苗の大きさを揃えての植え付けが重要になります。
この様な方法で「ゴールドバレル」を増殖させています。
そのほか、2017年に品種登録され一番新しくできた「サンドルチェ」。
「サンドルチェ」の両親にあたる「サマーゴールド」、「ゆがふ」。
「ゴールドバレル 」と共に出回る様になった「ジュリオスター」。
台湾原産と言われている「繍球鳳梨花」「芳香パイン」。
糖度が高くハチミツのような味わいの「フィリピン種」。太陽の光をたっぷり浴び香り高い「ハワイ種」。商品化を目指している、珊瑚の様な白く綺麗な「珀」。
様々なパイナップルをお客様に食べて頂きたいと思い、それぞれにあった栽培法〜収穫までを日々勉強しております。
<スナックパイン>
糖度が高く果肉が黄色い。国内産としては最も流通しているパイナップル。
<ピーチパイン>
名前の通り桃の香りと果肉が白くスナックパインと共に国内産としては流通しているパインナップル。
<芳香パイン>(香水)
台湾からの導入種として栽培されている品種。ただあまり出回っていなく希少な品種。
<ゴールドバレル>
糖度は今までの中で一番高く栽培されている品種の中では割と新しい品種。気品があり、高級パインとして知られている。
<陽香パイン>
太陽の光をたくさん浴び、香りの良いパイナップル。栽培数が少ない品種。
<繍球鳳梨花>
芳香パイン同様台湾原産のパイナップル。奇抜な見た目をしており、インパクトのあるパイナップル。
<ハニーパイン>
ハチミツの香りがし、高い糖度を持つ海外からの導入品種。
<ナンゴウパイン>
ゴールドバレルのような気品があり、栽培しやすい品種。糖度が高く他の品種に引けをとらないパイナップル。
<珊樹鳳梨>
果皮が白く他の品種とは全く異なる唯一無二の品種。現在商品化へ向け栽培中。
<サマーゴールド>
果肉は黄色く糖度に安定性があるパイナップル。
<ゆがふ>
果肉が白く、香りが花の香りと品があるあまり出回らないパイナップル。
<ジュリオスター>
収穫時期は周りのパイナップルに比べると遅いが糖度は高いことから最近生産者からは人気のパイナップル。ゴールドバレルと共に品種登録をされた新しい品種。
<サンドルチェ>
今ある品種の中で最も新しい品種。サマーゴールドとゆがふの掛け合わせのパイナップルの為、双方の良い所が詰まっている。
<商品化へのパイナップル>
珊樹鳳梨同様、見た目の違いから独特なパイナップル。今後の栽培で商品化を目指す。